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メラトニンは不眠を改善する? allabout 2008年 05月 27日

今年度から新しい環境を迎えた方の中には、環境になじめずストレスでお悩みの方も多いでしょう。ストレスは健康にとって大きな弊害です。例えば、すぐに体調を崩すようになったり、睡眠不足になったり、免疫力が低下したり…。ストレスはメンタルの問題と思われがちですが、実は悩み多くて睡眠不足になること… これが悪循環でさらに状態を悪化させることがあるのです。

今回ご紹介したい成分は「メラトニン」。実は日本ではまだ医薬品であり、サプリメントとして購入することはできないのですが、アメリカでは購入することが可能で、夜眠れない方に人気の高いサプリメントなのです。特にストレスで不眠などに悩まされている方が、上手に取り入れていらっしゃるサプリメントとして有名です。

ストレスで不眠に悩ませられている方にぜひチェックしていただきたい「メラトニン」の働きに迫りたいと思います。

メラトニンは生活リズムを整える働き
メラトニンは体内で生成されるホルモンの一種で、脳の松果体から分泌される成分です。身体に対して体内時計(概日リズムといいます)の調節役として働き、睡眠覚醒といった生活リズムや精神活動の調節などを行います。メラトニンの分泌は夜間から早朝にかけて促進され、日中にはブレーキがかかります。

また、メラトニンには抗酸化作用や免疫賦活作用、抗がん作用などの働きもみられるといわれています。老化の原因となるフリーラジカルを除去したり、Tリンパ球によるインターロイキン4の生成をサポートしてくれます。しかし、一般的に広く認識されているのは、生活リズムにおける睡眠トラブルを改善する働きでしょう。

不眠症や時差ぼけに対する効果は…?!
メラトニンは概日リズムを調節する働きから、不眠症や時差ぼけの症状に対し利用されてます。メラトニンを摂取することで、体内で分泌されたメラトニンを補足する作用があります。特に年齢とともに分泌が減少する成分といわれています。また、うつ病患者もメラトニンの分泌量が低下するともいわれます。

不眠症に対する臨床試験では、被験者の睡眠の質、睡眠導入、睡眠時間の改善があったと報告されています。国立精神・神経センターの試験を例に取ると、睡眠時後退症候群の患者にメラトニンを1mgの投与で症状の改善が見られたそうです。2003年に行われた日本医科大学の試験によると、アルツハイマー病患者にメラトニン3mgの投与で睡眠から覚醒リズムの改善が見られたそうです。

メラトニンの標準摂取量は、入眠障害や時差ぼけに対して、1~3mgとされています。利用は就寝前に短期利用します。

このように、私たちの生活リズムをきちんと整理するために大切なメラトニン。残念ながら日本では医薬品に指定されているため、サプリメントでは購入することができませんが、医薬品等では販売されてるため、ストレス等による不眠でお悩みの方は、ぜひ注目してみてください。その際はお医者さんに相談することを忘れずに。

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