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メラトニンの歴史

アメリカ合衆国のイェール大学病院皮膚科の医師アーロン・ラーナーは皮膚の色を濃くするホルモン(メラミン細胞刺激ホルモン)を発見した後、今度は反対に皮膚を白くするホルモンを研究している途上で、牛の松果体というところであるホルモン(メラトニン)が作られていることを知って、それが人間の松果体でも作られているのではないかと考え、それの抽出や研究に入っていったと言う。そして、メラトニンの研究のために志願してきたボランティアの人々にそれを注射すると、ほとんどの人が眠りはじめてしまった、という。それによってメラトニンは睡眠と関係し、リラックスさせる作用があることが判った。

最近ではメラトニンが免疫系に効くとか、発ガンを抑える作用があるとか、人体全体に関して大きな役割を果たしていることがわかってきているが、残念なことに薬として特許申請するには新しい物質でなければならず、メラトニンのような人体の中にもともと存在するホルモンでは構造上の特許を取れないため、製薬会社にとっては大きな利益とは繋がらないことから、メラトニンが重要な物質であるのにもかかわらず、なかなか研究を行わないと言う。
脚注

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