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バルビツール酸系睡眠薬(ばるびつーるさんけいすいみんやく)
    睡眠薬の一種類。現在用いられている睡眠薬の多くはベンゾジアゼピン系であり、バルビツール酸系が用いられることは少ない。バルビツール酸系の作用は強力であるが、耐性や依存性が生じやすく大量に服用すると呼吸が麻痺して死に至る危険性がある。

反跳性不眠(はんちょうせいふみん)

    ベンゾジアゼピン系睡眠薬を服用することによって、ほぼ満足できる睡眠が得られるようになった段階で、突然服用を中止すると服用前より強い不眠が現れるようになる。これを反跳性不眠といい、一般に作用時間の短い薬剤ほど出現しやすい。

ビタミンB12(びたみんびぃじゅうに)

    ビタミンB群は呼吸代謝に関連する生体必須物質であるが、その中でもビタミンB12には光刺激に対する感受性を増加させる作用や、睡眠を促進する作用などがあるようである。睡眠相後退症候群や季節性うつ病など、光刺激に対する反応性が弱いために睡眠-覚醒の生体リズムがズレることが原因と考えられる疾患に有効とする報告が増えている。

不穏(ふおん)

    落ち着きのないこと。情動不安。ベンゾジアゼピン系睡眠薬を精神障害者に投与した時に現れることがある。

不眠(ふみん)
    朝目覚めた時に睡眠に対する不足感が強く、患者が身体的、精神的、社会生活上に支障があると判断している状態。睡眠ポリグラフ記録で入眠障害や中途覚醒の所見が見られる事もあるが、明らかな所見がない場合も多い。また、ベンゾジアゼピン系睡眠薬服用時の突然の中断によるものや作用が早く切れて目が覚めてしまうこともある。

不眠恐怖(ふみんきょうふ)
    神経質性不眠、精神生理性不眠症などとよばれる不眠で見られる状態。不眠がこじれて「今日もまた眠れないのではないか」と恐怖感を感じるほどになっている状態。神経質の人に多いが、ベンゾジアゼピン系睡眠薬に対してもネガティブなイメージを抱いていて、独自の判断で服薬を中断し、反跳性不眠により眠れなくなっている(が気づいていない)場合もある。参照:精神生理性不眠

ベンゾジアゼピン系睡眠薬(べんぞじあぜぴんけいすいみんやく)

    ベンゾジアゼピン系睡眠薬は1960年代に開発された薬で、現在使用される睡眠薬はほとんどがこの系である。睡眠薬への誤解(飲み続けると薬用量が増えてやめられなくなる、服用をやめる時にせん妄が起きる、飲む量を間違えると死ぬ、など)は、昔使われていたバルビツール酸系の副作用によるもので、現在では睡眠薬としてバルビツール酸系が使用されることはほとんどない。ベンゾジアゼピン系睡眠薬は生命の危険を招くことの少ない薬で、副作用は出にくい。薬の種類によって作用時間・特性が異なり、症状に合った種類の薬剤が処方されるため、医師には眠れない状態を正確に伝えることが必要である。そして他人の症状に対しては、かえって悪化させる場合もあるので、勝手に譲ったりしてはいけない。また服用時には医師の指導に従い、決して自分の判断で止めたり、増量したりしてはいけない。

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